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ウエット(WET)で速くなりたいのですが、どうすればいいですか?
- 当ジムでは、WET練習が可能です。
- ドライとは異なる走行ライン・ペダルワークなど、具体的な操作ををシミュレーターでの走行と座学を交えて学んでいただきます。
- WETではカウンター操作による挙動修正が必須となります。
安全な速度域でカウンター操作の基礎を実車走行で学んでいただける、鈴鹿南コースでのレッスン会(ダブルアシスト)へのご参加をお勧めさせていただいております。
FIA-F4でシリーズチャンピオンを目指しています!シミュレーターはやったことがありません。どれくらいすればいいのでしょうか?
- ジェントルマンでのインディペンデントクラス上位キープということで、より実践的な内容になります。
- 最低でも【DL2】プラン(レッスン2本・基本プラン)週1回、実車走行月1回を1年~2年続けていただきます。
レッスンプランを【DL3~4】にしたり、週2回にしたりすることでより効率的に結果を残すことが可能です。中には【DL5】プランを週2回継続されている方もおられます。 - 現在までのご経験などをお話しいただきました上で、まずはシミュレーターで走行いただきます。
- タイムの出し方やドライビングの考え方・癖や弱点を細かく解析させていただき、どうすれば克服できるかを田中の手本走行を交えつつレクチャーさせていただきます。
- 癖を修正したりするために、鈴鹿南コースでのレッスン会への参加を勧めさせていただくこともございます。
- 基本的には、「タイムが出るマシン」=「運転しやすいマシン」ではありません。
旋回スピードを上昇させるにはある一定のオーバーステア特性が必要だからです。
もう少し具体的に言うと、タイヤには「必要なスリップアングル」が存在し、当然リヤタイヤにもそれは必要です。
これはドライバーにとって、「オーバーステアだ」という感覚をもたらします。
特にFIA-F4カテゴリーのジェントルマンドライバーには、この挙動が苦手だという方が多くいらっしゃいます。 - 実車とマシンセッティングの方向性を合わせたり、複数セット方向性でのレッスンや、
予選・決勝シミュレート、2台でのバトル練習(田中とレース)といったレッスンも行います。
一度もレース参戦したことはなく、半年に1回ペースでマイカーでサーキット走行しています。どのくらいすると、どれくらい速くなりますか?
- 週2回の【DL2】プランを欠かさず続けていただくと、約半年でFE2やVITAなどのエントリーカテゴリへの参戦が可能です(個人差あり)。
安定してトップタイムの3秒落ち以内での走行が可能です。 - 実車走行はシミュレーターでのレッスンの進捗により、適切なタイミングで必要となります。
- 約1年で、中位ほどでバトルできるようになります。
- 約2年で、中位~上位争いができるようになります。
関西在住で、鈴鹿クラブマンレースに出てました。富士がやや苦手なのですが、レースに出ることになりました。シミュレーターでレッスンではどんな練習になるのでしょうか?
- 【DL5】プランを週2回、2か月前から集中的に参戦車両でレッスンをします。
- 特定のタイミングで実車練習走行に1度行っていただきます。
- 富士は鈴鹿とコーナー特性が大きく異なり、ビッグブレーキのポイントが多く、旋回時間が長いことが特徴です。
コース幅も広く、ラインも一見わかりづらく感じますし、ドライビングと考え方を変化させなければなりません。
目線・視点移動の確認に始まり、ライン修正、荷重移動量(ステア・ペダルワーク)を重点にレッスンプログラムを組んでいきます。 - 特にマシンセッティングは大きく異なることが多く、参戦環境(メンテナンスガレージ)を考慮した
複数パターンのセッティング方向性でのレッスンをさせていただきます。
FF車とFR車という駆動方式が違うカテゴリーでのレース参戦予定があります。どのような練習になりますか?
- まずはレーススケジュールと目標をご確認させていただき、これに対してどのようなスケジュールで練習していくかを一緒に考えます。
- 基本的には今まで経験がない駆動方式でのレッスンを優先的に時間を振り分けていきます。
- まずはお客様のホームコースにてドライビングチェック後に、次戦でのサーキットにてコース習熟・攻略と同時に知識を補いつつドライビングを修正していきます。
- 目標にもよりますが、基本的には田中のLAP1秒落ちを目指してシミュレーターでの練習をしていきます。
- 1秒落ちを刻めるようになったら、スケジュールを考慮しつつサーキット変更やマシンセッティング変更などをしていきます。
私は65歳でフェラーリやマクラーレンに普段から乗っています。スーパー耐久ST-Xクラスでレースに出たいです。周りに迷惑をかけたくなく、トップでなくてもいいので、安全になるべく速く走行したいのですがどうすればいいですか?
- GT3はそのスピード・コーナリング・ブレーキングなどすべてが最高峰のレーシングカーです。
総合的なドライビング能力・知識・経験が大きく求められ、この能力は1年や2年では身につく可能性は非常に低いです。 - 65歳という年齢を考慮すると、アドバイス・レクチャーに対してのドライビング修正に時間がかかります。田中の経験上、サーキットでの走行1枠(30分間)ではまず修正しきれません。
- まずは入門カテゴリーで、特にVITAでの練習走行・レース参戦を強くお勧めいたします。実際にGT3レース参戦を目標にVITAでレースされておられる方はおられます。
スーパー耐久でST-Zクラス(GT4)でのレース参戦に誘われておりますが、私はレース経験がありません。不安なので特訓してもらいたいです。出場できるレベルにすぐにしてほしいです。
- 残念ながら、半年や1年でGT4カテゴリーやGT3カテゴリーでレースを戦えるレベルにまで成長された方は今だかつておられません。
スーパー耐久Zクラスは、ハイレベルアマチュア(カレラカップ中~上位ジェントルマンなど)やトッププロドライバーも参戦する非常にレベルの高いカテゴリーとなっております。 - 中位以上で戦えるレベルになるには2~3年必要です。無理をして出場だけをしてもスピンやクラッシュで赤旗を出して他全チームへ迷惑がかかってしまい、とても満足できるレースウィークではなくなってしまうでしょう。楽しいレースではなくなってしまうのです。
- 当ジムでは、「本当に速くなりたい・結果を出したい」お客様を応援したく、田中も「お客様を速くするために本気で取り組みます」。
- まずはエントリーカテゴリ(FE2・VITA)でのドライビング基礎のレベルアップを強くお勧めします。
- ですが、「特訓」をする場合は、できる限り安全に走行する方法や基本的なマナーをある程度身に着けていただけるようにレクチャーさせていただきます。
名古屋在住です。現在スーパーFJでレース参戦しています。ある程度自信があるのでいっそのことFRJ(フォーミュラリージョナルジャパン)に参戦しようかと思います。どのような練習をしていけばいいですか?
- リザルトを拝見しました。富士でおおむねトップ1.5秒落ちでレースされておられることを確認できました。
まず、SFJの卒業はOKです。お持ちのドライビングスキルは必ず他カテゴリー(FRJ)でも役に立つはずです。 - 通常はFIA-F4→FRJという考え方が一般的で、そういったケースが多いです。
- FIA-F4はデフがなく、SFJとドライビングの考え方は根本的には同じで上位入賞も目指すことができるでしょう。これからのミドルフォーミュラはデフありという方向にシフトしていきますので、FRJへの参戦は賛成できます。ただ、デフとターボに対する考え方とドライビング修正は必ず必要です。
- 問題は、FRJが全国転戦するカテゴリーであることと、走行コストです。車両メンテナンス・セットアップ難易度も上がりますので、メンテナンスガレージの問題も出てくるかもしれません。
- マシンシェイクダウンまでの間にできる限りの基礎知識と特徴・大まかな走らせ方を理解しておく必要がありますので、1週間にレッスン合計4本-5本のペースでのレッスンをお勧めいたします。
シミュレーションソフトは何ですか?
- Assetto Corsaを使用しています。
- 他ソフトは対応しておりません。
Assetto Corsaを使用していると聞きました。挙動がよくないので練習にならなさそうですが、どうなのでしょうか?
- その通りです。デフォルトではAssetto Corsa(以下、AC)は挙動がよくありません。よくご存じですね。
- 当ジムでは確かにACを利用しています。
- ですが、ACは挙動パラメータ値の書き換えによって全く別の挙動に生まれ変わらせることが可能なのです。
- 様々な構成設定値(パラメータ)を変更して使用しております。
一例として、トヨタGT86のタイヤのパラメータ中(tyres.ini)、
タイヤ構造を変化させるために、DY_0=1.2873 → 1.6280 と変更しております。
それ以外のパラメータ値もほぼ全てファイルの設定値が変更されております。 - 「よくない・リアルじゃない・全然違う」というのは、そういうパラメータとセッティングで走行しているからです。物理演算とその計算要素や追加計算要素、その変更反映もとても良いソフトです。ただし、変更しなければならない設定値は本当に多岐にわたりますし、もちろん車種によっても様々です。ですが、変更が自由に行いやすいのもこのソフトの特徴です。
- 当ジムでは、お客様が『誤った考えのもとで走行をしないように』最善を尽くしてレッスンを提供させていただいております。